【読了】知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる!
株式投資を始めてから、決算書を読む機会が増えますが
いまいち、どこをポイントとして読めばいいのか理解できていませんでした。
分からないまま、とりあえず投資を続けていくことに恐怖を感じ、勉強を始めることにしました。
初心者でもわかりやすそうな本を
趣味である本屋パトロールの中で発見いたしました。(自粛前に買っています)
決算書についての書籍はたくさん種類がありますが、
私のようなゴリゴリの文系出身OLにとって、かみ砕かれた言葉で書かれていることはとても大切なので、こちらの書籍を選びました。
人間の体を会社に例えていて(C/S=人の血流など)
とてもイメージがしやすく、イラストも分かりやすいです。
説明も非常にシンプルで、読んでるうちに『???』となることも有りませんでした。
そもそも決算書とはいったい何なのか。
という導入から始まり、P/L、B/S、C/Sについてそれぞれ概要の説明があります。
財務三表について概ね理解したところで、次は分析です。
決算書を読むことができれば、企業の『収益性』『安全性』『成長性』を分析することができます。
個人的に、とても良かったポイントが
・リーマンショック後、トヨタが59年ぶりに赤字になったとき
・2010年、JALが会社更生法の適用を申請したとき
・2017年、東芝が当時国内製造業で過去最大の赤字計上したとき
これらの出来事が決算書でどのように数字として表れているか、分かりやすく示してくれています。
他にも、ソフトバンクやファーストリテイリングが急成長を遂げた時期の
財務諸表から、成長のシグナルを読み解く術を教えてくれます。
私もパソコンを片手に、気になっている企業の決算短信と照合しながら読み進めることができました。
コロナショックで大荒れになりそうな、各企業の決算ですが
この本を片手に、自分の投資先企業の研究をしていきたいと思います。